建設ロボットでできること
建設ロボットとは、鉄筋の組立・墨出し(床に施工の位置を記す作業)・はつり(コンクリートを削る作業)など、建設の現場の作業の一部を代わりに行うロボットです。
できること
墨出しロボットは、図面のデータを元に、床に壁・設備の位置を自動で記します。熟練の作業員がいなくても、同じ精度で作業できます。
はつりロボットは、離れた場所からリモコンで操作するため、作業員が危険な姿勢で作業しなくて済みます。
建設ロボットを使う業種
導入の効果の例
- はつりロボットを使うと、作業員は安全な場所から遠隔で操作できるため、1人で担当できる面積が手作業より広くなります。
価格の目安
建設ロボットの価格の目安は、約280万円からです。機器ごとの目安は、次のとおりです(製品の数は2026年10月2日の数)。
- 建設現場作業ロボット(鉄筋組立作業ロボット)
建設現場作業ロボットは、自分で走り、鉄筋の結束などの組立の作業の一部を行うロボットです。
- 価格の目安
- 約280万〜310万円程度
- 登録された製品
- 1件
- 墨出しロボット
墨出しロボットは、図面のデータを元に、床に施工の位置を自動で記すロボットです。
- 価格の目安
- 約350万円から
- 登録された製品
- 0件
- ウォータージェットはつりロボット
ウォータージェットはつりロボットは、とても高い圧力の水で、鉄筋を残したままコンクリートを削るロボットです。
- 価格の目安
- フレーム型:1,000万円、自走型:1,500万〜5,000万円
- 登録された製品
- 0件
価格の目安は、機器の本体と導入の費用の目安です。実際の額は、作業の内容・設置の場所によって変わるため、販売事業者の見積もりで確認しましょう。
使える補助金
建設ロボットの導入には、中小企業省力化投資補助金を使えます。カタログに登録された製品を購入する場合は、カタログ注文型で、費用の1/2以下です。
| 従業員の数 | 補助上限額 | 賃上げの要件を満たした場合 |
|---|---|---|
| 5人以下 | 500万円 | 750万円 |
| 6〜20人 | 750万円 | 1,000万円 |
| 21人以上 | 1,000万円 | 1,500万円 |
現場に合わせて設計するロボットのシステム(ロボットSIerに依頼するもの)は、一般型で申請します。一般型の補助上限額は、従業員の数に応じて最大1億円です。
導入の手順
事業者は、販売事業者に相談して仕様と見積もりを決め、補助金の交付が決まってから発注・設置します。交付が決まる前に購入した製品は補助の対象にならないため、発注は交付の決定を待ちましょう。
相談から設置までの手順 ›導入の相談先
建設ロボットの導入は、製品を扱う販売事業者に相談します。カタログ注文型の申請は、事業者と販売事業者が共同で行います。
出典
- 中小企業基盤整備機構「中小企業省力化投資補助金 製品カテゴリ」(2026年10月8日)
- 中小企業省力化投資補助金「カタログ注文型」
- 中小企業省力化投資補助金「カタログ注文型 申請・手続きの流れ」
- 中小企業基盤整備機構「中小企業省力化投資補助事業(カタログ注文型)公募要領」